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「孤高のメス」

Category: 映画  

mo7184.jpg医療物は、白い巨塔とかTVで散々観ていたので、あえて映画館で観る事もないだろうと思っていたけど、口コミに動かされて行ってみた。堤真一、結構好きだし。クライマーズハイはめっちゃ良かったよなー。。
そして、この映画もすごく良かった。ボロボロ泣いちゃった。
隣りの男性も目を何度も何度もこすっていたみたい。

長い間看護師を続けてきた母が急死した。
遺品の整理をしていた息子(成宮寛貴)は、母の古い日記(手帳?)を見つける。
そこには、看護師として全うした母が、おおよそ見当もつかぬほどの看護師に対する不満や泣き言が綴られていた。
そして、とある外科医との出会いが、そこにはあった。
読みふける息子の弘平。彼もまた、ドクターとして生きようとする一人でもあったのだ。

1989年。
母・浪子は大学病院から出向してくる自己本位な外科医らのメスにより患者を死なせてしまう現実に、オペ担当の看護師として気力が失われつつあった。
そんな時、浪子の勤務先であるさざなみ市民病院にとある外科医が赴任して来た。。
当麻鉄彦(堤真一)、ピッツバーグの大学を出た新進気鋭だ。
市民病院を立て直すことがすなわち市民への還元となるという市長の考えで、市長自ら呼び寄せた外科医であった。
気に入らないのは大学病院から来ている外科医野本先生(生瀬勝久)達や大学病院とのコネクションを第一に考えている事務局長だ。
患者第一と考える当麻先生は、この設備の十分でない市民病院で、これまで諦めるしかなかった患者を見事な手法で次々と救って行く。
オペ担当看護師として当麻先生について手術を重ねる度に、次第に、看護師としてのやりがいを見出していく浪子。
そんな時、当時まだ法的に認可されていない脳死肝移植の問題が持ち上がる・・・。
患者のために肝移植を行おうとする当麻先生。
マスコミにリークし、当麻先生をつぶしにかかる野本ら。
さざなみ市民病院には多くのマスコミが詰めかけた・・。
はたして・・当麻先生は患者を救う事が出来るのか・・・。


この作品のポスターの堤真一の目力が古き白い巨塔の田宮次郎氏を彷彿とさせて、いわゆるそういう医療物かと思いきや、まったく違った。
凄腕の外科医の出現・・・。わかった!医龍だ!
母一人子一人で、息子が亡くなった母の手帳を見る・・・。わかった!自分のルーツを探る映画だ!
映画を見ながら先のストーリーを予測してみたけど、エンドロールが流れた時、自分の浅はかさに苦笑してしまった。
これはありがちな生と死や女性の生き方をテーマにしているのではなく、「人とのつながり」がテーマになっていた。
生と死を背景に、人は一人では生きられない、繋がりの大切さ・温かさがこの作品には溢れていました。

当麻先生を演じた堤真一はその役柄のストイックさにくすくすと笑いがこみあげてくる。
母・浪子を演じた夏川結衣は、愚痴らせたら最高の女優さんですね(失礼^^;)冒頭の愚痴りのシーンは結構好き。
弱音を吐いていた一人の看護師が、当麻先生の信念に感銘を受けてから変っていく様がすごく自然で、女性としてだけでなく人間として可愛らしい。
でも特筆すべきは、やっぱり、浪子親子の隣に住んでいる武井先生役の余貴美子。素晴らしい演技だった―!早い話だけど、アカデミー賞ものではなかろうか?武井先生の置かれた状況にも涙だけど、その演技にも感動し涙できる。

もうひとつ――。
いろいろな医療ドラマを観てきたけど、この映画がちょっと違うのは視点が看護師というところ。
看護師の視点で描かれるオペ室の実態や看護師の想い。
これが私にとっては新鮮だった。浪子の一つ一つのセリフが重かったです。
医療に携わる方々や、勉強中の看護師の卵にはぜひ観てもらいたいなと思いました。

孤高のメス公式サイト
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 2010_06_12


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観劇

目標!月1回観劇☆

観劇予定~
■11月/『ダンス・オブ・ヴァンパイア』@帝劇/ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』@KAAT/『ヘッズアップ』@KAAT
■10月/ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』@本多劇場/スーパー歌舞伎『ワンピース』@新橋演舞場/『くちづけ』@池袋サンシャイン劇場
■9月/TEAM NACS『悪童』@ライブビュ-イング/『RENT』@シアタークリエ/イキウメ『語る室』@東京芸術劇場
■8月/『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター/『トロイラスとクレシダ』@滋賀芸術劇場びわ湖ホール/劇団☆新感線『五右衛門VS轟天』@赤坂ACTシアター

2015年
■7月/マクベス@PARCO劇場/『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター
■6月/『ラヴ・レターズ』@PARCO劇場/劇団鹿殺し『彼女の起源』@CBGKシブゲキ/東海道四谷怪談@新国立劇場中劇場/BluePrint『鬼ヶ島』/大人計画『不倫探偵』@本多劇場
■5月/電動夏子安置システム『モナークス、王を縛る』@駅前劇場/『シャーロックホームズ2』@東京芸術劇場/イキウメ『聖地Ⅹ』@シアタートラム/『夜想曲集』@銀河劇場/『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』@駅前劇場
■4月/『デスノート』@日生劇場
■3月/『BAMBI TIME-バンビタイム-』@ザ・ポケット/『地下室の手記』@赤坂レッドシアター
■2月/『いやおうなしに』@PARCO劇場/『狂人なおもて往生をとぐ』@東京芸術劇場 ■1月/演劇ユニット乱『365000の空に浮かぶ月』@本多劇場

2014年
■12月/演劇ユニット乱『365000の空に浮かぶ月』@本多劇場/大人計画『キレイ』@シアターコクーン/イキウメ『新しい祝日』@東京芸術劇場/muro式8@紀伊国屋ホール
■11月/月影番外地その4『つんざき行路、されるがまま』@スズナリ
■10月/ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』@神奈川芸術劇場
■8月/ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』@本多劇場/大人の新感線『ラストフラワーズ』@赤坂ACTシアター
■7月/『抜け目のない未亡人』@新国立劇場/『鎌塚氏、振り下ろす』@本多劇場
■6月/BluePrint『Monkey Magic』@シアターグリーン/イキウメ『関数ドミノ』@シアタートラム
■5月/『ロンサム・ウエスト』@新国立劇場
■4月/張ち切れパンダ『じじいに幸あれ!』@「劇」小劇場/劇団☆新感線『蒼の乱』@東急シアターオーブ
■3月/諏訪ミュージカル企画『夢! 鴨川歌合戦』@駅前劇場/キャラメルボックス『ヒトミ』@サンシャイン劇場/スーパー歌舞伎『空ヲ刻ム者』@新橋演舞場
■2月/真田十勇士@梅田芸術劇場
■1月/真田十勇士@青山劇場

2013年
■12月/高校中パニック!小激突@PARCO劇場
■10月/ロストインヨンカーズ@PARCO劇場/
■9月/ハイバイ『月光のつゝしみ』@神奈川芸術劇場/ヨーロッパ企画『建てましにつぐ建てましポルカ』@本多劇場/葛河思潮社『冒した者』@神奈川芸術劇場
■8月/muro式.7『「∴」-ユエニ- 』@シアタートラム/『春琴』@世田谷パブリックシアター
■7月/TRASHMASTERS『極東の地・西の果て』@本多劇場/『ドレッサー』@世田谷パブリックシアター
■6月/『断色』@青山円形劇場/BluePrint『DORON!』@SPACE107/@イキウメ『獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)』@シアタートラム
■5月/ハイバイ『て』@東京芸術劇場シアターイースト/『バブー・オブ・ザ・ベイビー』@本多劇場/酒とつまみ『もうひとり』@OFFOFFシアター
■4月/シスカンパニー『今ひとたびの修羅』@新国立・中劇場
■3月/ジェネレーションギャップ『アトノマツリ』@シアターサンモール/ヨーロッパ企画『前田建設ファンタジー営業部』@イマジン・スタジオ
■2月/『デキルカギリ』@本多劇場
■1月/劇団☆新感線『五右衛門ロックⅢ』@東急シアターオーブ

2012年
■12月/BluePrint『死神パレード』@アドリブ小劇場/ヨーロッパ企画『月とスイートスポット』@本多劇場
■11月/『RENT』@シアタークリエ/『こどもの一生』@PARCO劇場
■10月/東京セレソンデラックス最終公演『笑う巨塔』@池袋サンシャイン劇場
■9月/『サイケデリック・ペイン』@池袋サンシャイン劇場/『サイケデリック・ペイン』@森ノ宮ピロティホール
■8月/『サイケデリック・ペイン』@池袋サンシャイン劇場
■7月/muro式.6『グラフ』@ザ・スズナリ
■6月/劇団☆新感線『シレンとラギ』@青山劇場/BluePrint『アグレソの石』@SPACE107
■5月/劇団☆新感線『シレンとラギ』@青山劇場/『シダの群れ』@シアターコクーン/朗読劇『私の頭の中の消しゴム』@天王洲銀河劇場
■4月/ジェネレーションギャップ『思い出すのはマリの事』@シアターグリーンBASE THEATER
■3月観劇なし
■2月/『パレード』@シアタードラマシティ/モダンスイマーズ『ロマンサー』@シアタートラム
■1月/『パレード』@天王洲銀河劇場

2011年
■12月/『アイドルかくの如し』@本多劇場
■11月/muro式.5『+』タス@シアターグリーンBIG TREE THEATER
■10月/花組芝居『聖ひばり御殿』@銀座博品館劇場
■9月/ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』@本多劇場/東宝セレソンデラックス『わらいのまち』@シアタークリエ
■8月/『奥様お尻をどうぞ』@本多劇場/『奇ッ怪-其の弐』@世田谷パブリックシアター
■7月/東京セレソンデラックス『傷-KIZU-』@シアターサンモール/『ベッジ・パードン』@世田谷パブリックシアター
■6月/劇団K助『ゴッドストーリー』@恵比寿エコー劇場
■5月観劇なし
■4月/『芝浦ブラウザー』@東京グローブ座
■3月観劇なし
■2月/『テンペスト』@赤坂ACTシアター
■1月観劇なし

2010年
■12月/『黴菌』@シアターコクーン/『RENT』@中日劇場/劇団K助『ゼロイチ』@恵比寿エコー劇場/大人計画『母を逃がす』@本多劇場
■11月/『RENT』@兵庫県立芸術センター
■10月/『RENT』@シアタークリエ
■9月/観劇なし
■8月/第8回亀治郎の会@京都春秋座/第8回亀治郎の会@国立劇場/ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』@本多劇場
■7月/東京セレソンデラックス『くちづけ』@シアターサンモール
■6月/劇団K助『PINK』@恵比寿エコー劇場
■5月/KAKUTA『めぐるめく』@シアタートラム

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