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「アトノマツリ」

Category: 舞台観劇  

NCM_0960.jpgジェネレーションギャップvol.5
脚本:斎藤栄作
脚色・演出:大関真
キャスト:山崎大輔/杉野なつ美/大関真/大竹浩一/
久下恵美/出口哲也/榊英訓/山口麻衣加/服部紗弥
ゲスト:JUN/山本匠馬/明石鉄平/絲木健太/
久保いろは(モエヤン)/野久保直樹

番外公演となった「思い出すのはマリのこと」のあの二人舞台を観てから、小劇場で行われる大竹&大関両氏の舞台ファンになった自分。
ブルプリ(BluePrint)の演劇とダンスの融合の舞台も過去2回の公演も素晴らしいもので、トコトン楽しませてくれる彼ら舞台が好きだ。
そんな彼らが中心となって公演を行っているジェネレーションギャップの第5回公演。
評判通りの素晴らしい舞台でした。

-------------------

18年前、大規模な環境変化が起きた事によりエネルギー資源施設が破壊され、環境汚染が進み、故郷を離れざるをえなくなった彼ら。
彼らは幼いころ、北町と南町と対立をしつつも、ご神木に喧嘩太鼓を捧げ、桜を咲かせてきた。
だが、18年経った今、立ち入り禁止区域となったそこには住む人もいなく、ご神木も切り倒されていた。
立ち入り禁止区域の草木はその種子によって汚染を拡大させる恐れがあると、すべて伐採せよとの法令が決まったのだ。
そうとは知らず、故郷へ戻り、ご神木に桜を咲かせたいと願う竜見百合(久保いろは)は空桜樹(野久保直樹)と共に3D映像アプリを利用して友人たちに呼びかけた。
一方、立ち入り禁止区域には彼らの同級生である丑島(大竹浩一)とインテリな田中(大関真)が監視を行っていた。そして、チャーリーズエンジェルと名乗る盗賊も区域内へ入ろうとしていた…。
今は無くなったご神木の元へ次々と集まってくる彼ら。
宿る神(JUN)は、彼らをある方向へと導く。。それは。。18年前のあの対立した彼らの姿だった。


キャストの皆さん、知らない人ばかりでとっても新鮮でした。
特に、犬のクロ役をやった久下さんはキュートでとっても良かった。彼女の出演舞台をまた観てみたいですね。
そしてやっぱり観ていて安心して笑ってしまうのは大竹さんと大関さんのシーン。
楽のステージを観たのですが、途中で大竹さんがセリフを噛んじゃって、しばらく二人で漫才やってました。かなーり面白かった。
そして、見える、見えないのシーン(観た人はわかるはず)、これはもぉ、爆笑。あれはアドリブのように見えますが、きっと予定通りなんですよね?あーゆー息の合った掛け合いを観ると、ますます二人舞台を観たくなります。
大竹さんの自虐ギャグも冴えてましたね。
大関さんの演出も、複雑なストーリーをわかりやすく表現していて、そして、いつも温かいものが根底に流れていて観ていて気持ちいい。

この作品のクライマックスで、喧嘩太鼓という和太鼓の演奏が出てきます。
全員で大小様々な太鼓を演奏します。
もう、本当に素晴らしかった!
ただ演奏するのではなく、喧嘩太鼓だから、叫び、激を飛ばし、時に移動しながらものすごい迫力で太鼓をたたき続ける。
でもそれがとても調和がとれていて、息が合って、とにかく観ていて感動します。素晴らしい。よくぞあのスピード迫力でバラバラにならないものだ。
よほど練習したのでしょう。
演奏後は拍手喝采でした。

彼らの喧嘩太鼓は、もう、故郷では奏でることも聞くこともできない。
でも、本当は、場所ではなくてみんなが集まることが一番大事なのではないか。
集まって喧嘩太鼓をしたその場所が、故郷になるかもしれない。
今ここにいることに感謝して前を向いていこう、みんなでまた桜を咲かそう。
そんなことを言っているのかもしれないこの舞台は、最後の和太鼓の響きからそれがひしひしと伝わってきて感動で涙が出てきた。

カーテンコールは3度あった。
1度目は通常通りアンケートのお願いとメンバーの次回作の告知。
2度目は照れながらもキャスト紹介。
3度目はとうとうスタンディングオーベーション。
あれは立たずにはいられないでしょう~。
目の前で鳴り止まないスタオベの拍手に、おそらく、大竹さんは涙していたと思う。顔を赤くして深く深くお辞儀をされていました。
大関さんは、座長として何か言わなければと思いながらも言葉が出てこず「こういうのは初体験で・・」と。
3度目はひとりひとり挨拶をしたのですが、途中、スタオベに感動されたSETの女優さんが挨拶する時に「スタンディングオーベーションが初めてで・・」とマジ泣きしていて、まぁ、そのあとマネされたりとかしてギャグになったりもしたんだけど、舞台上にいる役者も観ている観客も一緒に感動し合っているっていうのが、とっても良かったです。
最後に太鼓の指導をしてくださったという先生が登壇されて、そのノリで、先生も交えて喧嘩太鼓シーンを急遽演じるという素晴らしいオマケ付き。
こういう盛り上がっている芝居の楽日っていいなって思いました。

このお話は、大竹さんの故郷である福島がモデルになっているとのこと。
こういうお芝居こそ、もしかしたら東北地方で行ってもいいんじゃないかと、そんなことも思ったりもしました。
そして、私たちは再び東北へ思いを向ける。忘れてはいけないのだ。
300席足らずの小さな劇場公演だけど、立派な復興支援のひとつになったと思う。

NCM_0955.jpg
観劇前に行った新宿御苑の桜

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 2013_03_25


Comments

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    2013-03-26 22:47  

非コメさま~ 

こんにちは。
まぁ、若い頃によく耳にした劇団ばかり(^^)
でもあまりお金が無くて観に行くことはできませんでしたわー。逆にやる方だったんで(^^;

西の方面に住む方は、舞台を観るのも大変ですよね。
機会が少ないと嘆く声をよく聞きます。
春の舞台は、西も東も北も南もみんなで盛り上がりたいですね。

やっぱり舞台は生だから盛り上がりが違いますよね^^
ねこ  URL   2013-03-27 00:10  

待ってました! 

ねこさまの「アトノマツリ」観劇レポ、お待ちしていました!
とっても心に響くお芝居でした。
 もちろん、随所随所にキーワードらしき台詞が出てきて、記憶にとどめなきゃ、と悪い頭をフル回転させるのですが、ストーリーも演出も、素直にストンと胸に落ちるもので、ジェネレーションギャップのお芝居を、もっと早く観に行けばよかったなあと思っちゃいました。私が観に行った日はなぜか物凄く平均年齢の高い観客層で、会場整理のお手伝いをされている係りの方々が、近所のおじいちゃんおばあちゃんに接するようにとても親切で、お芝居の優しさ暖かさと、お芝居以外での暖かさが、今まであまり興味のなかった大竹さんのいるSETに、ちょっと心が向き始めています。
 福士くんのお友達だから、乱のメンバーだから、と言う理由で観に行った大竹さんの年末の舞台に続く、大関さん、久下さん、舞台に出てきただけで目が釘付けでした。
 大関さんの演出、結構好きです。時空の交差する場面があって、とっても好きでした。そう思ってねこさまの「想い出すのはマリのこと」のブログ記事、読み返してみようと思っています。あの記事を読んで、大竹さんと大関さんに、当時すごく興味がわいたのですよ。(もちろん福士くん登場の描写をとっても楽しんだのですが)
 とにかく、福士くんのブログで紹介されていた”圧巻”のラスト。震えるほどの感動でした。和太鼓ってそんなに好きでもなかったのですが、もうビックリのラストでしたね。なんとなく観る前は桜吹雪の演出がすごいのかなーと思っていましたが、桜吹雪が目に入らないくらい、和太鼓、すごかったですね。感動ってこういうのだ!と体感した気分でした。
 エンジェルズのキレキレのセクシーダンスも良かったし、大竹さんも大関さんも良かったし。大竹さんの最初の登場シーンは色々バリエーションがあるようでした。ジャンケンシーンもすっごく面白かったです。見える見えないシーンは、はじめは普通だったのがだんだんエスカレートした気がします。

 ねこさまが記事でこのお芝居を総括されているくだり、まさに本当にその通りだなと思います。ねこさまの文章を読むと、本当にもやもや感じていたものが、明瞭に形に言葉になって、自分の気持ちが整理できてとっても落ち着きます。
 あー!千秋楽!!!いいなあ!千秋楽行きたかったな!!!福士くんが「ラストネームの作り方」のおまけ対談か二重音声かどちらかで「大竹くん、絶対泣かないよね」って言ってたのが頭に残っていたので、ねこさまのレポで、さすがにこの思い入れの舞台では泣いたか?!とちょっとにんまりしちゃいました。
 ねこさま、思わず同じお芝居を観たのが嬉しくて、また長々ゴメンナサイ!また面白いお芝居をご覧になったら是非紹介してください!
K  URL   2013-03-29 14:41  

Re: 待ってました! 

お返事が遅くなってしまってスミマセン。
なんだか、お返事したつもりになっていました。まだだったとさっき気付いて青くなってしまいました。
すみませんm(_ _)m

私もお芝居のお話ができてうれしいです~。
特に、今回のような心に残るお芝居は、ほんと、この気持ちが共有できていいですよね。
大竹さんが顔を真っ赤にされていた時に、私も乱DVDの「大竹君泣かないよね」の言葉を思い出してました。
今回は故郷に思いを寄せる分、深い感情があったかなーとも思ったのですが、あとから、やっぱりあれは、感極まってるけど涙まではまだまだ・・だったのでは・・とも思ったりして。
それにしても。。竹さんの涙だけでこれだけネタになってしまうとは(笑)

私は大竹さんと大関さんの二人芝居をまた観たいと思っているんです。
それが実現したら、また観に行ってみてくださいね。
きっとまた素敵体験できるかもしれません~。

いつもありがとう。
ねこ  URL   2013-04-09 15:25  

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プロフィール

ねこ

Author:ねこ
お昼寝好き^^

★ねこのつぶやき★

観劇

目標!月1回観劇☆

観劇予定~
■11月/『ダンス・オブ・ヴァンパイア』@帝劇/ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』@KAAT/『ヘッズアップ』@KAAT
■10月/ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』@本多劇場/スーパー歌舞伎『ワンピース』@新橋演舞場/『くちづけ』@池袋サンシャイン劇場
■9月/TEAM NACS『悪童』@ライブビュ-イング/『RENT』@シアタークリエ/イキウメ『語る室』@東京芸術劇場
■8月/『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター/『トロイラスとクレシダ』@滋賀芸術劇場びわ湖ホール/劇団☆新感線『五右衛門VS轟天』@赤坂ACTシアター

2015年
■7月/マクベス@PARCO劇場/『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター
■6月/『ラヴ・レターズ』@PARCO劇場/劇団鹿殺し『彼女の起源』@CBGKシブゲキ/東海道四谷怪談@新国立劇場中劇場/BluePrint『鬼ヶ島』/大人計画『不倫探偵』@本多劇場
■5月/電動夏子安置システム『モナークス、王を縛る』@駅前劇場/『シャーロックホームズ2』@東京芸術劇場/イキウメ『聖地Ⅹ』@シアタートラム/『夜想曲集』@銀河劇場/『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』@駅前劇場
■4月/『デスノート』@日生劇場
■3月/『BAMBI TIME-バンビタイム-』@ザ・ポケット/『地下室の手記』@赤坂レッドシアター
■2月/『いやおうなしに』@PARCO劇場/『狂人なおもて往生をとぐ』@東京芸術劇場 ■1月/演劇ユニット乱『365000の空に浮かぶ月』@本多劇場

2014年
■12月/演劇ユニット乱『365000の空に浮かぶ月』@本多劇場/大人計画『キレイ』@シアターコクーン/イキウメ『新しい祝日』@東京芸術劇場/muro式8@紀伊国屋ホール
■11月/月影番外地その4『つんざき行路、されるがまま』@スズナリ
■10月/ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』@神奈川芸術劇場
■8月/ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』@本多劇場/大人の新感線『ラストフラワーズ』@赤坂ACTシアター
■7月/『抜け目のない未亡人』@新国立劇場/『鎌塚氏、振り下ろす』@本多劇場
■6月/BluePrint『Monkey Magic』@シアターグリーン/イキウメ『関数ドミノ』@シアタートラム
■5月/『ロンサム・ウエスト』@新国立劇場
■4月/張ち切れパンダ『じじいに幸あれ!』@「劇」小劇場/劇団☆新感線『蒼の乱』@東急シアターオーブ
■3月/諏訪ミュージカル企画『夢! 鴨川歌合戦』@駅前劇場/キャラメルボックス『ヒトミ』@サンシャイン劇場/スーパー歌舞伎『空ヲ刻ム者』@新橋演舞場
■2月/真田十勇士@梅田芸術劇場
■1月/真田十勇士@青山劇場

2013年
■12月/高校中パニック!小激突@PARCO劇場
■10月/ロストインヨンカーズ@PARCO劇場/
■9月/ハイバイ『月光のつゝしみ』@神奈川芸術劇場/ヨーロッパ企画『建てましにつぐ建てましポルカ』@本多劇場/葛河思潮社『冒した者』@神奈川芸術劇場
■8月/muro式.7『「∴」-ユエニ- 』@シアタートラム/『春琴』@世田谷パブリックシアター
■7月/TRASHMASTERS『極東の地・西の果て』@本多劇場/『ドレッサー』@世田谷パブリックシアター
■6月/『断色』@青山円形劇場/BluePrint『DORON!』@SPACE107/@イキウメ『獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)』@シアタートラム
■5月/ハイバイ『て』@東京芸術劇場シアターイースト/『バブー・オブ・ザ・ベイビー』@本多劇場/酒とつまみ『もうひとり』@OFFOFFシアター
■4月/シスカンパニー『今ひとたびの修羅』@新国立・中劇場
■3月/ジェネレーションギャップ『アトノマツリ』@シアターサンモール/ヨーロッパ企画『前田建設ファンタジー営業部』@イマジン・スタジオ
■2月/『デキルカギリ』@本多劇場
■1月/劇団☆新感線『五右衛門ロックⅢ』@東急シアターオーブ

2012年
■12月/BluePrint『死神パレード』@アドリブ小劇場/ヨーロッパ企画『月とスイートスポット』@本多劇場
■11月/『RENT』@シアタークリエ/『こどもの一生』@PARCO劇場
■10月/東京セレソンデラックス最終公演『笑う巨塔』@池袋サンシャイン劇場
■9月/『サイケデリック・ペイン』@池袋サンシャイン劇場/『サイケデリック・ペイン』@森ノ宮ピロティホール
■8月/『サイケデリック・ペイン』@池袋サンシャイン劇場
■7月/muro式.6『グラフ』@ザ・スズナリ
■6月/劇団☆新感線『シレンとラギ』@青山劇場/BluePrint『アグレソの石』@SPACE107
■5月/劇団☆新感線『シレンとラギ』@青山劇場/『シダの群れ』@シアターコクーン/朗読劇『私の頭の中の消しゴム』@天王洲銀河劇場
■4月/ジェネレーションギャップ『思い出すのはマリの事』@シアターグリーンBASE THEATER
■3月観劇なし
■2月/『パレード』@シアタードラマシティ/モダンスイマーズ『ロマンサー』@シアタートラム
■1月/『パレード』@天王洲銀河劇場

2011年
■12月/『アイドルかくの如し』@本多劇場
■11月/muro式.5『+』タス@シアターグリーンBIG TREE THEATER
■10月/花組芝居『聖ひばり御殿』@銀座博品館劇場
■9月/ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』@本多劇場/東宝セレソンデラックス『わらいのまち』@シアタークリエ
■8月/『奥様お尻をどうぞ』@本多劇場/『奇ッ怪-其の弐』@世田谷パブリックシアター
■7月/東京セレソンデラックス『傷-KIZU-』@シアターサンモール/『ベッジ・パードン』@世田谷パブリックシアター
■6月/劇団K助『ゴッドストーリー』@恵比寿エコー劇場
■5月観劇なし
■4月/『芝浦ブラウザー』@東京グローブ座
■3月観劇なし
■2月/『テンペスト』@赤坂ACTシアター
■1月観劇なし

2010年
■12月/『黴菌』@シアターコクーン/『RENT』@中日劇場/劇団K助『ゼロイチ』@恵比寿エコー劇場/大人計画『母を逃がす』@本多劇場
■11月/『RENT』@兵庫県立芸術センター
■10月/『RENT』@シアタークリエ
■9月/観劇なし
■8月/第8回亀治郎の会@京都春秋座/第8回亀治郎の会@国立劇場/ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』@本多劇場
■7月/東京セレソンデラックス『くちづけ』@シアターサンモール
■6月/劇団K助『PINK』@恵比寿エコー劇場
■5月/KAKUTA『めぐるめく』@シアタートラム

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