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「バブー・オブ・ザ・ベイビー -UNDEAD OR UNALIVE-」

Category: 舞台観劇  

NCM_1111.jpg作・演出:池田鉄洋
出演:田中 圭/福士誠治/大口兼悟/
田口浩正/池田鉄洋

MBSで放送したシットコムドラマ「子育てプレイ」のキャストが勢ぞろいした舞台。
ドラマはシェアハウスに住む4人の独身男性の元に赤ちゃんが現れる!というものだったが、舞台は「赤ちゃんがかかわってくる」という点のみ共通であとは無関係。
しかし、
ドラマで培ったチームワークはさらにパワーアップして、傑作の舞台となった。
でも、チームワークだけでなく、素晴らしい脚本と演出にも大きな拍手を送りたくなる舞台でもあることを強く言いたいくらいの素晴らしさだった。

----------------

新宿歌舞伎町でゾンビが大量発生。
「新宿歌舞伎町ゾンビ事件」。
その最中に誕生した一人の赤ん坊がいた。
23年後、成長したその赤ん坊は事件を回想するところから舞台が始まる。

4階建ての古い雑居ビル栄光ビルヂングはゾンビに溢れていた。
脱出する機会を失った各階の人間たち。

1Fのレストランでは、現実逃避の従業員たちと陣痛に苦しむ女性がいた。
女性は言った、「私、ゾンビに噛まれたの。自分もゾンビになるのがわかる。」と。
生まれてくる子を自分が襲ってこの子までもゾンビになってしまうのではないかと心配する女性は、従業員に出産後自分を殺してくれと懇願するのだった。
そんな時に、通風孔から大きな音がした。
見ると缶がそこに。缶には脱出方法が書かれている手紙が入っていた。
一方、3Fの出版社では、ドアの外にゾンビが溢れているとは思えないくらいの落ち着いた空気が流れている。
やり手の局長と局長に依存している編集長、頼りにならない文系男子社員、光本さん(保険外交員?)がお茶の時間を迎えていた。局長はビルの設計図から通風孔が各階と繋がっていて、そこから屋上に出て救助を求める事を思いつく。だが、局長の身に何かが起きた!
局長を救うべく、脱出方法を書いた手紙を缶に入れて1Fに向けて落とす文系男子。
そのころ、4Fの暴力団事務所では、ゾンビとはまったく関係のない、男の色恋沙汰で大揉めに揉めていた。
揉めた挙句に一人を残して全員ゾンビに。残った一人はゾンビは頭を打てば死ぬことを知る。
そんな時、通風孔から声が聞こえてきた。
さて、残るは2Fのメイド喫茶。
ここでは、3人のメイドたちが生動画配信を利用して情報を入手しようとしたのだが、前日から侵入していたオタクによってそれを阻まれる。こみあげる怒りからオタクをコテンパにするメイドたち。
そんな時、通風孔から音が聞こえてきた。通風孔が階下へ繋がっていると確信したメイドたちは、今後籠城するためには食料が必要と、1Fへ降りろとオタクへ命令した。

かくして、各階にいた人間たちが、次第に1Fへ集まることになる。
彼らはゾンビから生き延びることができるのか?
新宿歌舞伎町は?
陣痛の女性は?
全22役を5人で演じ分けるノンストップコメディー。


各階の別々なストーリーが伏線を回収しながら徐々にまとまっていくところが最後に唸らせる。
場面転換や役者の変身する時間は映像を利用して、なおかつ、映像や音声で足りない人数を補ったりと工夫が見えるところもイイ。
何よりも、5人が何役もやっていることを知ったうえで観客は芝居を見ているのだけど、そこに違和感を持たせない。
ともすれば、これだけの笑いが散りばめられた芝居、アドリブ等で違う笑いが起きてもいいくらいなのだけれど、一切なしの、別な意味での緊張感あふれた演技が続くのだ。
これは、宣伝で福士くんが語っていた「おバカなことを大真面目にやっている」証拠なのかも。もしかしたら、ここはイケテツさんが一番大事にしたい部分なのかもしれませんね。

本当に良く笑った。
田口さんとイケテツさんの女装は両極端だけど、どちらも好き。
田口さんの演技は何度見ても笑える。そして、田口さんのメリハリの効いた演技が母性を上手く表現していて、ここがこの舞台の成功の一つでもあるような気がする。
そしてそして、イケテツさんの女装は美しい。
聞けば舞台でよく女装をするという。どうりでこ慣れた感たっぷりなはずだ。
福士くんと圭くんのメイドも可愛らしさ満点。ファンにはたまらない。可愛らしい踊りも印象的だ。
圭くんの局長もはまっていたし、福士くんのメガネ男子は萌え度満点。
そして、大口くんの日木沢は、最後を収集するに必要な大事なキモキャラ。
5人が5人とも熱演していて、本当に拍手を送りたくなる。

ラスト、ゾンビがどうなったのか、そこまできちんとストーリーが終わってるという点が、ただのドタバタではないというところ。
そして、それが温かく終えているというのがまた、何とも言えない感動。
イケテツさんらしい。

充分に、このゾンビ事件の目撃者になれた気がする。


考えてみれば、福士くんは2作続けてこのような好評を得る舞台に出演することができた。
舞台の福士誠治は定着してきたような気がする。
次は映画やドラマも~。


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 2013_05_16


Comments

 

本日とうとう東京千秋楽を迎えてしまいました。
さびしいなー。と思う反面、あー行きたいよおおおお、と悶々とすることもなくなりホッとする面もあり、なんか複雑です。
でも。
”伝説の舞台”誕生に、たとえ数は多くなくても、立ち会えた喜びは何物にも代え難く。
残念ながら涙をのんだに違いない数多くの福士くんファンの想いも含めて、感謝したい一週間でした。
今日も一人観劇でしたが、同じ想いを共にする人々が同じ時間に集う幸せ。でもできればリアルタイムに楽しく共有したいなぁとこんなに強く思ったこともありませんでした。
こうしてねこさまブログでその思いを晴らせていただいています。いつも素敵なブログ有難うございます。”バブー”の終わってしまったぽっかり空いた心の隙間をまたねこさまブログで埋めに来てもいいですか。福士くんネタはもちろん、他のネタも楽しみにしています。
イケテツさん、完成度の高いコメディーの面白さを教えてくださって有難うございました。お疲れ様でした。次とっても楽しみにしています。

ところで、”バブー”開演前の影アナ(福士くんが”ラストネーム”の時にカギアナと間違えてたヤツ)、イケテツさんの声でしたよね?違いますか?気のせい?
K  URL   2013-05-19 22:53  

Kさま~ 

こんにちは。
Kさんも千穐楽にいらっしゃったのですねー。
そうですねー、公演期間は全力疾走な感じなので、寂しい反面、グッタリしてたりもします。

一人観劇は気軽で嫌いじゃないのですが、良い舞台を観ると喋りたい衝動に駆られますよね。わかります。
どうぞどうぞ、その気持ちをここで晴らしてくださいましな。
そして、ぽっかり空いた穴にどんどん埋めに来てください。

> ところで、”バブー”開演前の影アナ(福士くんが”ラストネーム”の時にカギアナと間違えてたヤツ)、イケテツさんの声でしたよね?違いますか?気のせい?

もちろん、イケテツさんですよ。
開演前も上演後もです。
ねこ  URL   2013-05-21 01:29  

 

ねこさん、本当に本当にありがとうございますこうやって詳細にBlogに残して下さって。

幸せな事に、私がみた福士舞台は二つ共映像化されてます。
でも今のところ映像化困難だろう今回の舞台、ねこさん始め才能ある福友さんのレポやイラストでこうやって残して頂いて、思い出せる事に感謝感謝です
今回観に行く事ができなかった方にもきっと伝わるはず。

あ〜っ本当に楽しかったな〜。
舞台以外も本当に楽しかった2日間でした。
ねこさんありがとうございました〜。
くみち♪  URL   2013-05-23 22:46  

くみち♪さん~ 

こんにちは。
本当に楽しい舞台に楽しい時間でしたね。
もう1週間経っちゃったなんて、時間が早く感じます。
今度は大阪もあるみたいだし、またよりディープに盛り上がりたいですね。

ありがとうございました~!

ねこ  URL   2013-05-26 11:06  

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観劇

目標!月1回観劇☆

観劇予定~
■11月/『ダンス・オブ・ヴァンパイア』@帝劇/ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』@KAAT/『ヘッズアップ』@KAAT
■10月/ヨーロッパ企画『遊星ブンボーグの接近』@本多劇場/スーパー歌舞伎『ワンピース』@新橋演舞場/『くちづけ』@池袋サンシャイン劇場
■9月/TEAM NACS『悪童』@ライブビュ-イング/『RENT』@シアタークリエ/イキウメ『語る室』@東京芸術劇場
■8月/『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター/『トロイラスとクレシダ』@滋賀芸術劇場びわ湖ホール/劇団☆新感線『五右衛門VS轟天』@赤坂ACTシアター

2015年
■7月/マクベス@PARCO劇場/『トロイラスとクレシダ』@世田谷パブリックシアター
■6月/『ラヴ・レターズ』@PARCO劇場/劇団鹿殺し『彼女の起源』@CBGKシブゲキ/東海道四谷怪談@新国立劇場中劇場/BluePrint『鬼ヶ島』/大人計画『不倫探偵』@本多劇場
■5月/電動夏子安置システム『モナークス、王を縛る』@駅前劇場/『シャーロックホームズ2』@東京芸術劇場/イキウメ『聖地Ⅹ』@シアタートラム/『夜想曲集』@銀河劇場/『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』@駅前劇場
■4月/『デスノート』@日生劇場
■3月/『BAMBI TIME-バンビタイム-』@ザ・ポケット/『地下室の手記』@赤坂レッドシアター
■2月/『いやおうなしに』@PARCO劇場/『狂人なおもて往生をとぐ』@東京芸術劇場 ■1月/演劇ユニット乱『365000の空に浮かぶ月』@本多劇場

2014年
■12月/演劇ユニット乱『365000の空に浮かぶ月』@本多劇場/大人計画『キレイ』@シアターコクーン/イキウメ『新しい祝日』@東京芸術劇場/muro式8@紀伊国屋ホール
■11月/月影番外地その4『つんざき行路、されるがまま』@スズナリ
■10月/ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』@神奈川芸術劇場
■8月/ヨーロッパ企画『ビルのゲーツ』@本多劇場/大人の新感線『ラストフラワーズ』@赤坂ACTシアター
■7月/『抜け目のない未亡人』@新国立劇場/『鎌塚氏、振り下ろす』@本多劇場
■6月/BluePrint『Monkey Magic』@シアターグリーン/イキウメ『関数ドミノ』@シアタートラム
■5月/『ロンサム・ウエスト』@新国立劇場
■4月/張ち切れパンダ『じじいに幸あれ!』@「劇」小劇場/劇団☆新感線『蒼の乱』@東急シアターオーブ
■3月/諏訪ミュージカル企画『夢! 鴨川歌合戦』@駅前劇場/キャラメルボックス『ヒトミ』@サンシャイン劇場/スーパー歌舞伎『空ヲ刻ム者』@新橋演舞場
■2月/真田十勇士@梅田芸術劇場
■1月/真田十勇士@青山劇場

2013年
■12月/高校中パニック!小激突@PARCO劇場
■10月/ロストインヨンカーズ@PARCO劇場/
■9月/ハイバイ『月光のつゝしみ』@神奈川芸術劇場/ヨーロッパ企画『建てましにつぐ建てましポルカ』@本多劇場/葛河思潮社『冒した者』@神奈川芸術劇場
■8月/muro式.7『「∴」-ユエニ- 』@シアタートラム/『春琴』@世田谷パブリックシアター
■7月/TRASHMASTERS『極東の地・西の果て』@本多劇場/『ドレッサー』@世田谷パブリックシアター
■6月/『断色』@青山円形劇場/BluePrint『DORON!』@SPACE107/@イキウメ『獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)』@シアタートラム
■5月/ハイバイ『て』@東京芸術劇場シアターイースト/『バブー・オブ・ザ・ベイビー』@本多劇場/酒とつまみ『もうひとり』@OFFOFFシアター
■4月/シスカンパニー『今ひとたびの修羅』@新国立・中劇場
■3月/ジェネレーションギャップ『アトノマツリ』@シアターサンモール/ヨーロッパ企画『前田建設ファンタジー営業部』@イマジン・スタジオ
■2月/『デキルカギリ』@本多劇場
■1月/劇団☆新感線『五右衛門ロックⅢ』@東急シアターオーブ

2012年
■12月/BluePrint『死神パレード』@アドリブ小劇場/ヨーロッパ企画『月とスイートスポット』@本多劇場
■11月/『RENT』@シアタークリエ/『こどもの一生』@PARCO劇場
■10月/東京セレソンデラックス最終公演『笑う巨塔』@池袋サンシャイン劇場
■9月/『サイケデリック・ペイン』@池袋サンシャイン劇場/『サイケデリック・ペイン』@森ノ宮ピロティホール
■8月/『サイケデリック・ペイン』@池袋サンシャイン劇場
■7月/muro式.6『グラフ』@ザ・スズナリ
■6月/劇団☆新感線『シレンとラギ』@青山劇場/BluePrint『アグレソの石』@SPACE107
■5月/劇団☆新感線『シレンとラギ』@青山劇場/『シダの群れ』@シアターコクーン/朗読劇『私の頭の中の消しゴム』@天王洲銀河劇場
■4月/ジェネレーションギャップ『思い出すのはマリの事』@シアターグリーンBASE THEATER
■3月観劇なし
■2月/『パレード』@シアタードラマシティ/モダンスイマーズ『ロマンサー』@シアタートラム
■1月/『パレード』@天王洲銀河劇場

2011年
■12月/『アイドルかくの如し』@本多劇場
■11月/muro式.5『+』タス@シアターグリーンBIG TREE THEATER
■10月/花組芝居『聖ひばり御殿』@銀座博品館劇場
■9月/ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』@本多劇場/東宝セレソンデラックス『わらいのまち』@シアタークリエ
■8月/『奥様お尻をどうぞ』@本多劇場/『奇ッ怪-其の弐』@世田谷パブリックシアター
■7月/東京セレソンデラックス『傷-KIZU-』@シアターサンモール/『ベッジ・パードン』@世田谷パブリックシアター
■6月/劇団K助『ゴッドストーリー』@恵比寿エコー劇場
■5月観劇なし
■4月/『芝浦ブラウザー』@東京グローブ座
■3月観劇なし
■2月/『テンペスト』@赤坂ACTシアター
■1月観劇なし

2010年
■12月/『黴菌』@シアターコクーン/『RENT』@中日劇場/劇団K助『ゼロイチ』@恵比寿エコー劇場/大人計画『母を逃がす』@本多劇場
■11月/『RENT』@兵庫県立芸術センター
■10月/『RENT』@シアタークリエ
■9月/観劇なし
■8月/第8回亀治郎の会@京都春秋座/第8回亀治郎の会@国立劇場/ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』@本多劇場
■7月/東京セレソンデラックス『くちづけ』@シアターサンモール
■6月/劇団K助『PINK』@恵比寿エコー劇場
■5月/KAKUTA『めぐるめく』@シアタートラム

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